世界一周回想記2020 -11年前の良い意味で頭おかしい自分へ-

24歳のときに世界一周しながら書いていたブログを引用し、そのとき書ききれなかったことや現在改めて読んだ感想を辛口で書いていきます。現在35歳で外国人観光客のガイド兼カメラマンです。

世界一周回想記170

昨日講義してきました。もう色々学こととか嬉しいこと、悔しいことがあって昨日は複雑な気持ちで夜寝れず5時まで起きてしまいました。考え過ぎはアカンってわかってるけど自分を肯定しきられへん。朝起きて恩師に報告したら「全力出してやることやったならそれ以上にできることはない」って言われたからやっと納得してスッキリしました。アカンところは改善して次につなげよ。

 

 第155歩 パラグアイブラジルアルゼンチン

 
 

格安電化製品の噂に泳がされ無駄な時間を過ごしてしまったので、

 

有意義な時間を取り戻そうと、すぐアルゼンチン行きのバスを待ちました。

 

18時に最終バスが来る。

 

なので17時過ぎにバス停に着いて待ってました。

 

我ながら完璧なまでのタイミング。

 

もうすでにアルゼンチン人かパラグアイ人かの大家族やら、

 

普通の3人家族やら、

 

男の人やら、

 

おっちゃんやら。

 

みんながアルゼンチンに向おうと待っています。

 

国を出るときはいつもその国のお金を残したくないので、ギリギリしか持っていません。

 

なのでこのバス停でも、すでに100円未満の金しか持っていないので、何も買えません。

 

大家族の恰幅のいいおばちゃんはガツガツ揚げ物を食いまくっています。

 

うらやましす。

 

ただただよだれを垂らしながら眺めるだけでした。

 

そうしているといつの間にやら18時。

 

しかしバスは来ない。

 

ここから更に1時間。

 

19時。

 

よだれも底を着いたかと思われるのに早く来いバスよ。

 

しかし

 

私を含め、大家族、3人家族、お姉さん、おっちゃん、お兄さんのバスに対する期待を

 

クソバスは

 

簡単に裏切りました。

 

20時になっても来ません。

 

もうみんな呆れてます。

 

しかしバスが来ないとアルゼンチンには行けない。

 

残された手段は

 

「ひたすら待つ」

 

のみ。

 

でもここで大家族が動き出したのだ・・・!!!

 

彼らはタクシーに乗って行ってしまった。

 

帰ったのか。

 

と思ったがそれは違う。

 

奴らは大人数という自分たちのパーティー能力をうまく使い、

 

タクシーで国境越えを試みたのだ!!!

 

チッ!

 

やるなあいつら!!!

 

と悔しさとバスの来ない事実から腹を立てていると

 

「一緒にタクで行かないか?」

 

と3人家族のお父さんが声をかけてくれたではないか!!!

 

パパン!!!

 

マジか!!!

 

ってゆうか俺スペイン語あんまわからんけど今そうゆったやんな?

 

思い切ったお父さんの決断力により、

 

新たなメンバーを仲間にし、

 

人生初

 

タクシーで国境越えを決めました!!!

 

しかもこの国境はブラジルアルゼンチン両方とも近いので、

 

タクシーの運転手は近道かなんか知らんけど

 

パラグアイ→ブラジル→アルゼンチン。

 

とブラジル経由しました。

 

行く気なかったのにちょっとだけブラジル入れたので若干ウキウキウォッチング。

 

スペイン語じゃなくてポルトガル語で看板とか書かれてる。

 

すっげ。

 

車なのでパスポート渡すだけでスイスイ。

 

楽勝でアルゼンチンイン完了!!!!

 

やっほーーーい!!!!

 

マジでよかった。

 

ってゆうかバス来いや!!!!

 

何のドタキャンやねん!!!!

 

ついに来ましたアルゼンチン。

 

南米の中でも鬼の物価と聞いているぞ。

 

油断をするなフェルナンド!!!

 

気を引き締めてかかれ!!!

 

 

この夜宿を探すのに1時間ぐらいかかりました。

 

泣きそうになりました。

 

プエルトイグアス。

 

明日からそっこーで観光したるからな!!!


35歳の自分より
このバス待ち時間ほど地獄はなかった。来ると信じている乗客の期待を完全に裏切り散らかしたバス会社。家族に声かけてもらわれへんかったら終わってた。ほんで謎の村での宿探しも真っ暗の中、舗装されてない道を歩きまわってほんましんどかった思い出。
以上です。